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11月10日に発表されたワールドベストレースホースランキングによると、日本にいるM=マイル部門の世界ランカーはレーティング129で4位タイのエイシンヒカリと124で7位タイのモーリスの2頭。ブリーダーズCの結果を受けてのランキングながらBCマイル-G1勝ち馬のツーリストは120の33位タイ、前年の同レース勝ち馬で今年2着の牝馬テピンは121で25位タイにとどまっている。今年は欧州にもマイルの大物は現れず、エイシンヒカリとモーリスが芝M部門では世界のトップ2ということになっている。それらは12月の香港を目指すので、今回はチャンピオン不在のチャンピオンシップとなるが、活発な国際交流が行われている限りは、年によって世界レベルの戦いになったりローカル王者決定戦になったりといった変動はいつでも起こりうる。 |
| 生年別のG1勝ち数比較 | |||||||
| 生 年 | 1着 勝率 | 2着 連率 | 3着 3率 | 4着 以下 | 3(4)歳 上G1 勝馬数 | 3(4)歳 上G1 勝利数 | 3(4)歳上G1勝ち馬(( )数字は勝利数) |
| 2013 | 9 .055 | 9 .109 | 10 .170 | 137 | − | − | − |
| 2012 | 12 .055 | 15 .124 | 15 .194 | 175 | 3 | 3 | キタサンブラック、モーニン、クイーンズリング |
| 2011 | 18 .065 | 17 .125 | 17 .186 | 227 | 6 | 9 | モーリス(3)、マリアライト(2)、ショウナンパンドラ、ゴールドアクター、ビ ッグアーサー、レッドファルクス |
| 2010 | 18 .055 | 17 .108 | 16 .157 | 274 | 7 | 9 | ラブリーデイ(2)、コパノリッキー(2)、エピファネイア、ロゴタイプ、コパノ リチャード、ラキシス、メイショウマンボ |
| 2009 | 30 .084 | 26 .156 | 23 .220 | 280 | 9 | 21 | ゴールドシップ(4)、ジェンティルドンナ(3)、ホッコータルマエ(3)、ストレ イトガール(3)、フェノーメノ(2)、ジャスタウェイ(2)、ヴィルシーナ(2)、 スピルバーグ、サンビスタ |
| 2008 | 26 .064 | 26 .127 | 23 .183 | 334 | 12 | 17 | ロードカナロア(4)、オルフェーヴル(3)、リアルインパクト、サダムパテッ ク、グレープブランデー、トーセンラー、ベルシャザール、スノードラゴン、 ダノンシャーク、エアロヴェロシティNZ、ローマンレジェンド、ホエールキャ プチャ |
| 国内のG1レースのみ集計(東京大賞典を含む) 2、3歳の世代限定G1は9 | |||||||
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こちらも7歳の○フィエロはG1で(0.2.1.4)。ここまで善戦して勝たないのはそういう馬だというしかないが、ディープインパクト産駒にしてはがんばり過ぎないことでG1で繰り返し健闘できている面もある。母は名マイラー・ロックオブジブラルタルIREの全妹だからミッキーアイルに近い血統構成。祖父の代にサンデーサイレンスUSAとデインヒルUSA、1986年生まれの両巨頭が並ぶ構図はフェノーメノやエイジアンウインズと同じだが、そういつまでも見られるものでもなさそうだ。 ▲ミッキーアイルは祖母が仏米でG3に勝ったアイルドフランスUSA、3代母ステラマドリッドUSAはエイコーンS-G1など米G1に4勝を挙げた。同い年に超名牝ゴーフォーワンドがいて、その間隙を縫っての4勝だからこちらも名牝と呼んでいい。その子孫には阪神牝馬SのダイヤモンドビコーからアッシュランドS-G1のライラックスアンドレースUSAまで多くの活躍馬が出ていて、4代母マイジュリエット、5代母マイビューパーズもそれぞれ子孫が繁栄している名門。そこに配合されたのも祖母の父ヌレエフ、3代母の父アリダーと名種牡馬ばかり。G1ひとつでは終われない良血とはいえる。 ハーツクライ産駒は京都のG1で未勝利。全然ダメならともかく、キョウワジャンヌ、ウインバリアシオン、ヌーヴォレコルトなどは惜しいレースをしており、特に天皇賞(春)-G1は昨年がフェイムゲームとカレンミロティック、今年はカレンミロティックとシュヴァルグランで2、3着を占め、トータルで2着8回、3着3回だから、これは気づいたとたんに崩れるジンクスに過ぎない可能性もある。△マジックタイムは母がブライアンズタイムUSA×サドラーズウェルズのG1仕様。ブライアンズタイムUSA牝馬にサンデーサイレンス系種牡馬の配合からは皐月賞馬ディーマジェスティのほか、天皇賞(春)-G1のビートブラック、菊花賞のスリーロールス、ダート王エスポワールシチーが出た。4代母アズリナはイタリア競馬が元気なころの女王決定戦リディアテシオ賞-G1勝ち馬。 |
競馬ブックG1増刊号「血統をよむ」2016.11.20
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