■阪神11R・大阪杯■エフフォーリアとジャックドールの父系をさかのぼると、72年の英ダービー馬ロベルトに収斂される。ロベルト系はリアルシャダイ、ブライアンズタイムといった輸入種牡馬、あるいはエフフォーリアの父系祖父であるシンボリクリスエス、ジャックドールの3代父であるグラスワンダーなどマル外のビッグネームによって日本に根付いたサイヤーラインだが、この父系には両雄並び立たずといった側面があり、これまで異なるロベルト系種牡馬の産駒が古馬芝G1で1、2着を占めたケースはなかった。20年オークスではエピファネイア産駒のデアリングタクト、スクリーンヒーロー産駒のウインマリリンによってロベルト系ワンツーが記録されており、古馬部門にもその勢いが波及するのは当然といえるのだが、この大阪杯に関してはG2時代からワンツーどころかロベルト系の勝ち馬も出ていない。現実にエフフォーリアの父エピファネイアは8年前に1番人気で3着に敗れた。単なるジンクスとも切り捨てられない阪神2000mという舞台設定への苦手意識が見え隠れする父系なのである。馬券的にはその他大多数の“非ロベルト系”から攻める手だ。 本命ヒシイグアスの父ハーツクライは、4年前に優勝馬スワーヴリチャードを出し、2着に敗れた現役時の雪辱を果たした実績がある。今回は競走馬時代からの仮想敵ともいえるディープインパクトに代わってロベルト系の寡占を阻止する。 ◎ヒシイグアス ○エフフォーリア ▲レシステンシア ☆ジャックドール △レッドジェネシス △キングオブコージ |
「スポニチ令和4年4月3日付け掲載」