■中山11R・オーシャンS■

 途中で申し訳ないような気分にもなった日本調教馬のサウジCデー無双。皮算用に入っていたとはいえ芝3部門全勝は見事で、毎度のことながらステイゴールド父系のアウェー属性には恐れ入った。連勝が途切れたUAEダービーも米G1馬相手の2、3着確保でレーティングの底上げは確実。最後に地元の意地を見せたエンブレムロードは北米G1・4勝のヴェンチュラの孫にあたる米国産馬。5代母までさかのぼって4代折り返すと皐月賞馬エポカドーロにたどり着く牝系の出身で、日本とも満更縁がないわけでもない血統だ。
 中山11R・オーシャンSはダディーズビビット。万能の父キズナが伝えるスプリント資質は、サウジの1351ターフスプリントを制したソングラインによっても実証された。祖母の半妹ヒシアマゾンが当コースのクリスタルCで見せた追い込みは今なお語り草だ。

◎ダディーズビビット  ○ビアンフェ  ▲キルロード  ☆ナランフレグ  △ファストフォース  △マイネルジェロディ

「スポニチ令和4年3月5日付け掲載」

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