■東京11R・フェブラリーS■今年のプレレーティング1位テーオーケインズ、2位マルシュロレーヌはそろって26日のサウジカップに向かった。G1に昇格した世界最高賞金(1着賞金1000万米ドル)競走との競合は今後も不可避。こちらは将来的にG1格を維持できなくなる可能性なきにしもあらずだが、それはともかく、同じ距離区分M(1400〜1899m)でも1800mのサウジカップに対し、芝の助走路付き1600mというコースの独自性が最強クラスの棲み分けを促すセールスポイント。アドマイヤドン、アグネスデジタル、モズアスコットと過去3頭の“ツーウエイG1馬”を生み出したフェブラリーSだが、これまで以上に潜在的な芝適性とスピード能力が重視されることになるはずだ。チャンピオンズCの雪辱を期すソダシには父クロフネが大レコードを樹立したコースということも含め、あらゆる面で条件は好転している。G1昇格前夜の96年ホクトベガ以来となる牝馬の戴冠も有望だが、もう1頭の芝G1馬タイムフライヤーも軽視は禁物。持ち出し産駒ヨシダがすでに北米で芝、ダートG1制覇を達成した父ハーツクライは直近2週で産駒がグレード3勝の確変状態にある。母はJCダート勝ち馬タイムパラドックスの全妹。タイムパラドックスは7歳時に川崎記念、帝王賞を制し、7歳と8歳でJBCクラシックを連覇したタフネスの権化でもあった。10日に24歳で死んだ伯父に手向けのG1奪取まであり得る。 ◎タイムフライヤー ○ソダシ ▲カフェファラオ ☆レッドルゼル △アルクトス △スワーヴアラミス |
「スポニチ令和4年2月20日付け掲載」