■阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズ■

 阪神コースが改修された06年にタニノギムレット産駒ウオッカが優勝して以降、07年トールポピー、08年ブエナビスタ、09年アパパネと、阪神ジュベナイルフィリーズは日本ダービー馬の産駒が4連勝した。翌10年、アグネスタキオン産駒のレーヴディソールで連勝は途切れたが、以後の10回でディープインパクト産駒が3勝、オルフェーヴル産駒が1勝。リニューアル当初ほどではないにしても、種牡馬としての日本ダービー馬には一目置くべきレースといえる。
 ただし、見方を変えれば日本ダービー馬と同等の実績を残しているのが皐月賞馬。前出アグネスタキオン、15年メジャーエンブレム、19年レシステンシアの父ダイワメジャー、もちろんディープインパクトとオルフェーヴルしかりである。ちなみに16年ソウルスターリングの父フランケルは英2000ギニー馬。コース改修から15年が経過し、求められる資質があらゆる意味での早さにシフトしてきた可能性はある。
 本命ウォーターナビレラは父がクラシックどころか重賞未出走のシルバーステート。この父の属性は未知の部分が多いが、ルーキーイヤーから勝ち馬連発の立ち上がりの早さはディープインパクト後継でも屈指だろう。母の父は「年度代表ブルードメアサイヤー」というべき猛威を振るうキングヘイロー。同じ母の父のピクシーナイトとの“同時G1制覇”もあり得る。穴は皐月賞馬の産駒ラブリイユアアイズとベルクレスタ。

◎ウォーターナビレラ  ○ラブリイユアアイズ  ▲ベルクレスタ  ☆サークルオブライフ  △ナミュール  △ステルナティーア

「スポニチ令和3年12月12日付け掲載」

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