■阪神11R・菊花賞■菊花賞が阪神で行われるのは1979年以来42年ぶり。当時はグレード制が導入されていなかったので、阪神芝3000mで争われる史上初のG1ということになる。例年の京都開催以上に持久力が問われる舞台設定。血統的なアプローチにもひと捻りが必要だ。血統データのフィルターとしては過去に唯一、当コースで行われてきたグレードレースである阪神大賞典が最適。父として直近5年で4勝、勝ち馬を出せなかった17年は優勝馬キセキの母の父となったディープインパクトは自身、現役時に阪神大賞典を楽勝し、16年に父子制覇を果たした産駒のサトノダイヤモンドも同じく翌年に阪神大賞典を制している。最強の菊花賞サイヤーにはコース替わりも減点材料にはならないと判断できるだろう。実績最上位のステラヴェローチェは母の父がディープインパクト。週中のコラムで触れたように、唯一の不安材料は父のバゴが優勝馬ビッグウィークを出してから11年が経過している点で、勝てば牡馬クラシック史上最大の血統的復活劇となるのだが、今回は自作のジンクスを拠り所に対抗にとどめたい。 本命ヴェローチェオロの父は9年前の覇者ゴールドシップ。この父は4歳時から6歳時まで3連覇を果たした“ミスター阪神大賞典”で、イレギュラーな阪神開催は父子制覇に千載一遇の大チャンスといえる。遠い記憶を呼び起せば42年前もハシハーミット、ハシクランツの同馬主ワンツー。歴史は繰り返す、に懸ける。 ◎ヴェローチェオロ ○ステラヴェローチェ ▲ディープモンスター ☆レッドジェネシス △オーソクレース △モンテディオ |
「スポニチ令和3年10月24日付け掲載」