■東京8R・東京ジャンプS■

 種牡馬引退が発表されたハーツクライは、生産部門では1歳下のディープインパクトと同期。統計記録的には10年来の宿敵の上に立つことはできなかったが、しばしば現役時同様の“キラー属性”で存在感を放った。サンデーサイレンス後継でありながら、どこか母の父トニービンを思わせるいい意味での無骨さは次世代にも受け継がれている。サイヤーラインは安泰だろう。リスグラシューを筆頭とする「後継繁殖牝馬」の分厚さを思えば、母の父としてもディープインパクトとのライバル関係は継続することになるはずだ。
 東京8R・東京ジャンプSはキャプテンペリー。NHKマイルC勝ちのアエロリットと同配合で、平地力には血統の裏づけがある。中山大障害と中山グランドジャンプを制した名ジャンパー、マルカラスカルとは4代母でリンクする同族。潜在能力は重賞級だ。

◎キャプテンペリー  ○ヒロシゲセブン  ▲スマートアペックス  ☆マイブルーヘブン  △フォイヤーベルク  △グローブシアター

「スポニチ令和3年6月26日付け掲載」

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