■札幌11R・大倉山特別■

 9日の東京ダービーは1番人気アランバローズが逃げ切り勝ち。3歳を迎えて勝ち星のなかった不敗の2歳王者が大一番で本領を発揮した。同馬は祖母がアルゼンチンのG1ウイナーで母の父ステイゴールド。上がり14秒2の消耗戦に持ち込んだことで、血統に予備タンクのように潜んでいたスタミナが生かされたのだろう。3代母カシワズプリンセス、母ネフェルメモリーという“東京ダービー1番人気牝系”で注目を集めたチサットは、なし崩しに脚を使わされる展開で9着。血統的リベンジは次世代に持ち越しとなった。
 札幌11R・大倉山特別は最新の英ダービー馬アダイヤーの父でもあるフランケルのマル外オーロラフラッシュ。この父の最初の大物は、5年前の札幌で新馬勝ちした後の2歳女王ソウルスターリングだった。超近親交配の本馬も洋芝コースの短距離で息を吹き返す。

◎オーロラフラッシュ  ○ブラックダンサー  ▲エムオーシャトル  ☆オシリスブレイン  △ロフティピーク  △コスモアンジュ

「スポニチ令和3年6月12日付け掲載」

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