■阪神11R・桜花賞■

 種牡馬ディープインパクトはクラシックデビュー戦となった10年前の桜花賞をマルセリーナで制した。以後14年までの“4連覇”で最強の桜花賞サイヤーの地位を確立し、一昨年のグランアレグリアで5勝目を挙げた。その合間に優勝馬を出した種牡馬は10年アパパネで実績のあった15年レッツゴードンキの父キングカメハメハ、直近2年連続2着馬を出している17年レーヌミノルの父ダイワメジャー、残りの3頭は16年ジュエラーの父ヴィクトワールピサ、18年アーモンドアイの父ロードカナロア、20年デアリングタクトの父エピファネイア。いずれも冒頭のディープインパクトと同じ立場のルーキーだった。
 不敗の2歳女王ソダシはクロフネの第16世代。対ディープインパクトという観点では父馬の“鮮度”が気になる。ちなみにこの父の産駒で最もクラシック制覇に近づいたのは前記マルセリーナの2着だったホエールキャプチャ。こと桜花賞に関しては一枚割り引かざるを得ないだろう。父馬から狙いを絞るなら新種牡馬かリピーター。本命ククナの父は6年前にディープインパクト産駒の5連覇を阻止したレッツゴードンキの父キングカメハメハ。この時の2着馬が母クルミナルという因縁含みの配合でもある。直子アカイトリノムスメ、サトノレイナスを露払いに「母の父ディープインパクト」の桜花賞デビューに懸けてみたい。同配合のアールドヴィーヴル、「父の父ディープインパクト」のソングラインも要注意。

◎ククナ  ○サトノレイナス  ▲アカイトリノムスメ  ☆ソダシ  △アールドヴィーヴル  △ソングライン

「スポニチ令和3年4月11日付け掲載」

[back]