■阪神11R・フィリーズレビュー■

 名馬の死が相次ぐ春となってしまった。昨年も20頭の交配牝馬を集め、今年は現役最高齢の日本ダービー馬として17回目の種付けシーズンを迎えたばかりだったネオユニヴァース。初年度産駒のアンライバルド、ロジユニヴァース、第2世代のヴィクトワールピサと、牡の大物3連発は「種牡馬の父」としてのサンデーサイレンスの長打力を再認識させるものだった。くしくも今年から母の父として送り出したダート王ルヴァンスレーヴが社台SSで供用を開始した。遺伝面での売り物といえる“先制攻撃”は代を経ても不変だろう。
 阪神11R・フィリーズレビューはヴィクトワールピサ産駒のオパールムーン。無類のタフネスを誇った半兄サイモンラムセスは今年、11歳で種牡馬入り。母の内蔵するロベルト3×3は心身両面の成長力をサポートする。偉大な祖父に手向けのグレード初制覇だ。

◎オパールムーン  ○ゴールドチャリス  ▲ポールネイロン  ☆ヨカヨカ  △ラヴケリー  △ミニーアイル

「スポニチ令和3年3月14日付け掲載」

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