■小倉10R・萌黄賞■

 17日に23年の生涯を閉じたクロフネは芝、ダート兼用の“二刀流”の草分けともいえる名馬。3歳秋の東京開催での大レコード連発は今もなお色あせない日本のダート競馬のスタンダードで、特に当時の米最強古馬リドパレスを戦意喪失に追い込んだジャパンCダートの向正面マクリは、決してオーバーではなく世界のホースマンを震撼させた。結果的に封印された芝での可能性は生産部門で開花し、短距離G1級を量産。3歳ソダシには悲願のクラシック制覇の期待もかかる。稿を改めて種牡馬としての足跡を検証するつもりだ。
 小倉10R・萌黄賞はトゥルーバローズ。祖母の半弟にドバイWC勝ちのキャプテンスティーヴがいる血統で、父ロードカナロア、母の父ディープインパクトの配合は当コースの小倉2歳Sと京王杯2歳Sを連勝したファンタジストと共通。“二刀流”の可能性大だ。

◎トゥルーバローズ  ○ウイングリュック  ▲テーオーメアリー  ☆クローリスノキセキ  △モンファヴォリ  △ミニーアイル

「スポニチ令和3年1月23日付け掲載」

[back]