■中山11R・ホープフルS■2歳リーディングの推移から読み解こうとした朝日杯フューチュリティSは“門外漢”フランケル産駒グレナディアガーズのレコード勝ちで決着。馬券予想は完敗だったが、支配力の翳りを危惧したディープインパクトは大本命レッドベルオーブが3着に終わり、こちらは読み通りにリーディング確定には至らなかった。とはいえ今週はリステッド勝ちのシュヴァリエローズを筆頭に2勝馬の3頭出し。ちなみに2位モーリスは産駒のエントリーがなく、先週が勝負どころだった4位キズナはヴィゴーレが1着を取っても届かない。圧倒的優位は動かないのだが、約7000万円差3位のドゥラメンテには「自力優勝」の目が残されている。ここは初志貫徹で世代交代の可能性にかけてみたい。二択の本命はアドマイヤザーゲ。このレースの前身であるラジオNIKKEI杯2歳Sの優勝馬にして第76代日本ダービー馬ロジユニヴァースの12歳違いの半弟で、国際舞台で完全燃焼した名牝ディアドラのいとこ。大勢逆転の血統ポテンシャルは十分に見込めるだろう。G2として争われた最後の年の4年前は父系祖父キングカメハメハ産駒のレイデオロが優勝し、2年前は同じキングカメハメハ後継ロードカナロア産駒のサートゥルナーリアが制した。今年は父系単位の周期でもある。絶体絶命のピンチを最終コーナーの“ドリフト走行”で切り返した父の皐月賞は今なお鮮烈。初コースの立ち回りはDNAに刻み込まれているはずだ。 ◎アドマイヤザーゲ ○タイトルホルダー ▲オーソクレース ☆ヨーホーレイク △ランドオブリバティ △シュヴァリエローズ |
「スポニチ令和2年12月26日付け掲載」