■阪神11R・朝日杯フューチュリティS■2戦連続レコード勝ちのレッドベルオーブは過去3勝のディープインパクト産駒で、母の父はその中の1頭である6年前の優勝馬ダノンプラチナと共通のアンブライドルズソング。昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬にして最新の3冠馬コントレイルもこの母の父だから、2歳王者製造ニックスともいうべき配合パターンとなる。実績だけでなく血統的にも1頭飛び抜けた存在なのだが、唯一、気がかりなのは年の瀬を迎えて種牡馬ディープインパクトの圧倒的な支配力にわずかながら翳りが見られることだ。先週は阪神ジュベナイルフィリーズでサトノレイナスがソダシに惜敗するなど、3場開催にもかかわらず産駒が未勝利に終わった。「週間0勝」がサプライズになるほど飛び抜けた存在でもあるわけだが、例年なら得意の後方一気で突き抜けているはずの2歳リーディング争いでもトップに立ってからの伸びが意外に鈍く、2週を残してセーフティリードには至っていない。次週のホープフルSのエントリーを吟味すると最終的には王座防衛が濃厚だが、今週も足踏みの可能性は少なからずあるだろう。 ディープインパクト後継のキズナは先週3勝の“猛打賞”で、産駒の勝ち上がり率はついに父を超えた。2頭出しのここでワンツーを決めれば獲得賞金でも父に肉薄する。本命スーパーホープは母の父が生命力に富む雑草型フランス血統。打たれ強さが最大の武器で、16頭立ての乱戦なら前走の0秒2差は逆転可能だ。 ◎スーパーホープ ○レッドベルオーブ ▲バスラットレオン ☆ジュンブルースカイ △ホウオウアマゾン △ロードマックス |
「スポニチ令和2年12月20日付け掲載」