■阪神11R・マイルチャンピオンシップ■エリザベス女王杯はコースの特殊性にこだわった「宝塚記念血統」狙いという読み筋だけが正着だったが、今週は代替開催とはいえ桜花賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティSと、東京芝1600mと双璧のトリプルG1を擁するマイルのスタンダードコース。例年ならディフェンディングチャンピオン、あるいは旧王者しか存在しない当コースのG1リピーターが実に4頭(アドマイヤマーズ、グランアレグリア、レシステンシア、サリオス)もエントリーしてきた。6年前のワンツーを含む3勝のディープインパクトは最強の「桜花賞サイヤー」でもある。覚醒した昨年の桜花賞馬グランアレグリア以下、5頭出しの大攻勢で上位独占もあり得る状況だが、コース替わりによる恩恵の大きさという点で注目すべきは前記“リピーター”の2頭出しとなったダイワメジャー。今のところマイルチャンピオンシップを連覇した最後の馬であるダイワメジャーだが、父としては13年ダイワマッジョーレの2着が最高着順となっている。今回の舞台は一転、種牡馬としての要衝ともいえる阪神芝1600m。レース史上初となる父子制覇の大チャンスだろう。二択の本命はアドマイヤマーズ。今年で13年連続100頭以上の交配をこなしたこの父の最大の売り物は、母の父ノーザンテーストから継承したタフネスと復元力。グランアレグリアをワンパンチで仕留めた2歳王者決定戦の再現に期待だ。 ◎アドマイヤマーズ ○グランアレグリア ▲インディチャンプ ☆レシステンシア △ヴァンドギャルド △サリオス |
「スポニチ令和2年11月22日付け掲載」