■東京11R・アルテミスS■

 3冠史上最小着差での達成となった「3冠馬は3冠馬から」という究極の血統ミッション。レース後のインタビューでは追われる側の福永騎手と追う側のルメール騎手、双方の対照的な心情が吐露されて興味深かったが、個人的には直線の長い長い追い比べも過去最小着差だったシンボリルドルフの菊花賞に近い不思議な安心感があった。並べば抜かせないというコントレイルの接近戦での強さは、ある意味でディープインパクト産駒の進化形という見方も可能だろう。果たしてどこまで不敗を貫くのか。異世代との戦いが楽しみだ。
 東京11R・アルテミスSはククナ。ひとまず肩の荷が下りた種牡馬ディープインパクトの新たなテーマは母の父としての重賞タイトル量産。サウジアラビアロイヤルCのステラヴェローチェを筆頭に素質馬ぞろいの2歳世代は、ブレーク寸前の気配が充満している。

◎ククナ  ○ソダシ  ▲ウインアグライア  ☆テンハッピーローズ  △ヴァーチャリティ  △ユーバーレーベン

「スポニチ令和2年10月31日付け掲載」

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