■新潟11R・新潟記念■

 8月3日にシャトル先のブラジルで客死したことが伝えられたハットトリックの“遺児”が29日の米G1フォアゴーSを快勝した。直線一気の追い込みでグレード初制覇を果たしたウインウインウインはフロリダ産の4歳牡馬。シャトル先の南米ではG1馬を連発しているハットトリックだが、北半球ではモルニ賞勝ちのダビルシム、ジャマイカH勝ちのキングデイヴィッドの初年度産駒2頭以来、7世代ぶり3頭目のG1ウイナーとなる。死んだ種牡馬の子は走る、というオカルティックな血統格言の効力は世界共通のようだ。
 新潟11R・新潟記念はジャングルポケット産駒ピースワンパラディ。日本ダービー馬では最高齢の現役種牡馬となった父は、生来の頑健な体質を産駒にも伝えている。一世代上でこちらも“現役”の母の父アグネスデジタルともども、酷暑に強い夏血統の真価発揮だ。

◎ピースワンパラディ  ○ジナンボー  ▲ウインガナドル  ☆ワーケア  △ブラヴァス  △アイスバブル

「スポニチ令和2年9月6日付け掲載」

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