■阪神11R・朝日杯フューチュリティS■今年の朝日杯フューチュリティSは様々な面でレシステンシアの逃げ圧勝で決着した阪神ジュベナイルフィリーズの残像を引きずって争われる。当日の香港マイルで大仕事をやってのけたアドマイヤマーズもレシステンシアと同じダイワメジャー産駒。この父のアベレージ型からG1仕様の一発長打型への宗旨替えは本物で、今週のペールエールにも当然マークが必要になるだろう。ハーツクライ産駒の牝馬ツートップは3、4着。微妙な結果ながら豊作世代の片鱗は示した。今週のサリオスが反攻に出る可能性は十分にある。大本命となったディープインパクト産駒リアアメリアはハイペースと多頭数競馬への経験値不足を露呈した形。同じく2戦2勝のディープインパクト産駒レッドベルジュールに負のバイアスがかかるようなら、逆張りに出るのも妙味ではある。当欄の本命は今週もキズナ産駒ビアンフェ。勝ち馬ノーマークという先週の予想は完敗だったが、2着争いに競り勝ったマルターズディオサによって種牡馬キズナへの信頼性は増幅された。あと3節を残した現時点での父の獲得賞金は4億4147万円余で、すでに10年ディープインパクト、94年サンデーサイレンス、11年ダイワメジャーに次ぐ新種牡馬の歴代4位。先例に倣えば近未来の2歳リーディング当確ということになる。初世代のエースには初距離、初コースといったデータ面の不利をひっくり返す“突破力”が伝わっていても不思議ではない。 ◎ビアンフェ ○サリオス ▲ペールエール ☆トリプルエース △レッドベルジュール △ラウダシオン |
「スポニチ令和元年12月15日付け掲載」