■中京11R・チャンピオンズC■

 先週末現在の国内ダート部門のサイヤーランキングはゴールドアリュールが2位サウスヴィグラスに約1億5000万円の差でトップ。16年から4年連続のダートリーディングをほぼ確実にしている。サンデーサイレンス後継の異端児にして内国産ダート血統の完成形といえるゴールドアリュールだが、残念ながら17年の種付け開始直後に死んでおり、4頭の血統登録産駒がいる18年産が最終世代。ディープインパクトよりひと足先に“最後の傑作”を送り出すカウントダウンに入っているわけだ。
 デビュー5連勝のクリソベリルは2着との最少タイム差がジャパンダートダービーの0秒6。圧勝を好む点は同じ父のスマートファルコン、3歳時から頂点を極めようかという鋭角な成長曲線は13年前に未勝利からの5連勝でジャパンCダートを制した母の全弟アロンダイトに似る。このままノンストップで日本ダート界を束ねてしまう可能性は十分。将来的にはゴールドアリュール最良の後継種牡馬の座も約束されている。
 今回はクリソベリル以外にもJCダート時代を含む過去19回の歴代優勝馬の近親が2頭いる。昨年の覇者ルヴァンスレーヴのいとこにあたるチュウワウィザード、04年にJCダートを制したタイムパラドックスの全妹を母に持つタイムフライヤー。特に後者の父ハーツクライはアメリカの芝とダートでG1を制したヨシダを出している。国内でも“二刀流”の一発長打を期待して穴狙いと行く。

◎タイムフライヤー  ○クリソベリル  ▲チュウワウィザード  ☆ゴールドドリーム  △インティ  △オメガパフューム

「スポニチ令和元年12月1日付け掲載」

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