■京都11R・マイルチャンピオンシップ■

 先週末時点で本年のディープインパクト産駒のJRAG1勝ちは大阪杯、桜花賞、天皇賞・春、オークス、ダービー、菊花賞の6勝。キャリアハイは14年の11勝(中山大障害を含む)だから、残り7週でどこまで自己記録に迫れるかといったペースなのだが、特筆すべきはそのうち桜花賞、天皇賞・春、オークス、菊花賞の4レースが2着もディープインパクト産駒だったこと。「G1ワンツー」に関しては過去最多だった12年の3回を早くも超えているのである。自身の没後、実に19回のG1ワンツーを記録したサンデーサイレンスがそうだったように、種牡馬ディープインパクトもこの先は一層、レース単位の“集中力”がブーストされていく可能性大だろう。
 マイルチャンピオンシップは14年にダノンシャーク→フィエロでワンツーの実績があるG1で、今年はオーナーも共通するダノンプレミアムとダノンキングリーが人気を二分している。当然、この2頭で順当に収まるシーンも想定できるのだが、前記14年のダノンシャークは単勝8番人気で、2着フィエロは3番人気。今年のG1・6勝の単勝平均配当2143円という穴メーカーとしての属性を踏まえると、“第三の馬”アルアインに食指が動く。自身、皐月賞と今年の大阪杯を9番人気で制した希代のダークホース。母のドバイマジェスティが初のG1奪取に成功したのは5歳11月のラストランだった。前走の大敗を加齢による能力の衰えと判断するのは早計だ。

◎アルアイン  ○ダノンキングリー  ▲ダノンプレミアム  ☆ペルシアンナイト  △レッドオルガ  △プリモシーン

「スポニチ令和元年11月17日付け掲載」

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