■札幌11R・札幌日経オープン■この春の交配中止に至った事由から、そう遠くない将来に種牡馬としての寿命が尽きることは覚悟していたのだが、あまりにも突然の生物学的な死を迎えたディープインパクトには理屈抜きの喪失感しか沸き上がってこない。17年前の夏、サンデーサイレンスの訃報に接した時とは明らかに異なる感慨は、種牡馬として示した存在感と同等、あるいはそれ以上に競走馬としての規格外のパフォーマンスが脳裏に焼き付いているからなのだろう。4世代の遺児からもう一度、最大級の“衝撃”が現れることを願うばかりだ。札幌11R・札幌日経オープンはディープインパクト産駒としては異色のステイヤー、モンドインテロ。母のシルクユニバーサルは、8歳で早世したナリタブライアンと父ブライアンズタイムも共通のいとこにあたる。“3冠馬配合”の底力で札幌の長距離王復権だ。 ◎モンドインテロ ○カラピナ ▲ハッピーグリン ☆ヴァントシルム △カフジプリンス △ロードヴァンドール |
「スポニチ令和元年8月3日付け掲載」