■阪神11R・宝塚記念■産駒4頭が5勝という宝塚記念の最多勝サイヤー、ステイゴールドが3頭出し。昨年の当欄では“決め打ち”のチャンスは最後になるかもしれないと書いたのだが、とんだ見当違いだった。4歳エタリオウ、5歳スティッフェリオ、8歳ショウナンバッハという布陣は、6頭のG1馬に交じると見劣りが否めないが、蓄積された父実績には相応の重みがある。今年上半期はクイーンエリザベスU世Cのウインブライト、安田記念のインディチャンプが相次いでG1新ジャンル開拓と、死後4年が経過したとは思えないほどの存在感を放っており、“本業”の方でもマークが必要だろう。存在感といえば、本年の種付け中止によって改めてその大きさを認識させられたのがディープインパクト。父馬の窮地に産駒が発憤するというオカルティックな血統法則は不動のチャンピオンサイヤーにも適用可能だったようで、今年はクラシック3勝を含むG1・5勝、獲得賞金も自己ベストをしのぐペースでリーディングを独走している。苦手の粘着力勝負になりがちな上半期の頂上決戦でも今年はひと味違うはずだ。アルアインとマカヒキ、クラシックホース二択の本命は6歳を迎えた後者。母の父フレンチデピュティは重馬場で争われた11年前の優勝馬エイシンデピュティの父で、今回の出走馬では唯一、父も母の父も宝塚記念サイヤーという配合になる。血統的にも日本ダービー馬復活のお膳立ては整った。“ワンツー”が大本線。 ◎マカヒキ ○アルアイン ▲キセキ ☆レイデオロ △エタリオウ △スティッフェリオ |
「スポニチ令和元年6月23日付け掲載」