■東京8R・東京ジャンプS■

 何とも不可解な“サプリメント禍”の余波で競走除外続出となった函館スプリントSは、7頭立て5番人気のカイザーメランジェが鮮やかな逃げ切り勝ち。わずか3頭しかいない現4歳世代の血統登録産駒からグレード勝ち馬を出すというヒキの強さを発揮した父サクラオリオンは、早世したエルコンドルパサーの貴重な後継種牡馬。エルコンドルパサー系といえば、血統登録6頭の初世代から南関東重賞勝ちのストゥディウムが出て種牡馬復帰を果たしたルースリンドを思い出す。少数精鋭はDNAレベルの属性かもしれない。
 東京8R・東京ジャンプSはシングンマイケル。父のシングンオペラは01年アルゼンチン共和国杯3着馬で、16世代の累計産駒38頭という自家生産用サイヤーだが、オペラハウス系の裏技である障害適性が一子相伝的に開花した形。ジャンプ重賞の常連になれる。

◎シングンマイケル  ○マイネルプロンプト  ▲シンキングダンサー  ☆ラピッドシップ  △ハルキストン  △マイネルピクトル

「スポニチ令和元年6月22日付け掲載」

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