■京都11R・天皇賞■過去30回の平成天皇賞・春の最多勝サイヤーは、平成11年のスペシャルウィークを皮切りに、14年マンハッタンカフェ、17年スズカマンボ、18年ディープインパクトを出したサンデーサイレンスと、25、26年連覇のフェノーメノ、27年のゴールドシップ、そして昨年の覇者レインボーラインの父となったサンデーサイレンス後継ステイゴールド。サンデーサイレンスは他にも父の父として23年ヒルノダムール(父マンハッタンカフェ)、24年ビートブラック(父ミスキャスト)、28、29年連覇のキタサンブラック(父ブラックタイド)を出し、22年の優勝馬ジャガーメイルの母の父となっている。平成元年に海の向こうでケンタッキーダービーを制したサンデーサイレンスは、翌年秋に輸入され、日本産サラブレッドに劇的な進化をもたらした。平成の時代はそのまま、サンデーサイレンスに牽引された国産血統の高度成長期だったといえる。ちなみに今回の出走馬13頭のうち、サンデーサイレンス血脈を持たない馬はリッジマンのみである。 本命フィエールマンの父は、こと春の天皇賞においてはサンデーサイレンス後継種牡馬群の中で後れを取ってきたディープインパクト。対ステイゴールド産駒では確かに旗色が悪いのだが、フィエールマンの母の父の父グリーンダンサーは、平成2年に前年秋に続く天皇賞連覇を達成したスーパークリークの父系祖父でもある。30年の時を超えたロングパスを受けて父の懸案に決着をつける。 ◎フィエールマン ○グローリーヴェイズ ▲エタリオウ ☆リッジマン △メイショウテッコン △ユーキャンスマイル |
「スポニチ平成31年4月27日付け掲載」