■阪神11R・大阪杯■国際セリ名簿基準でG1格付けを受けるには、当該レースの1着馬から4着馬までの年間最終レーティングを平均した「レースレーティング」の前3年平均値が115ポンド(牝馬限定、2歳戦はそれぞれ5ポンド減)以上であることが必要条件となる。一昨年からG1に昇格したこのレースも実質的には5年前からG1水準のG2戦だったという見方もできるわけだ。5年前の優勝馬は翌年の2着馬でもあるキズナ。4年前の優勝馬はラキシスで、3年前はアンビシャスだった。いずれも父はディープインパクトである。直近2年は全兄ブラックタイド、宿敵ハーツクライに名を成さしめた種牡馬ディープインパクトだが、まぎれもなくG1昇格最大の功労馬であり、“G1大阪杯の父”といってもいいだろう。 本命ワグネリアンは前記キズナと同じ前年の日本ダービー馬。国内外合わせて17頭を数えるディープインパクト産駒のクラシックウイナーのうち、4歳以降にG1勝ちを収めたのは牝馬3冠のジェンティルドンナのみという事実は確かに気がかりだが、猛烈な追い込みで鳴らした祖母ブロードアピールは、グレード6勝すべてを6歳から8歳時に挙げた異色の晩成型でもあった。ワグネリアンの場合もおそらく完成形に到達するのは古馬G1戦線。過去7年、種牡馬リーディング1、2位を独占してきた2大チャンピオンサイヤーの強力タッグの真価発揮はこれからだ。マカヒキとの“ダービー馬ワンツー”が本線。 ◎ワグネリアン ○マカヒキ ▲アルアイン ☆キセキ △サングレーザー △ブラストワンピース |
「スポニチ平成31年3月31日付け掲載」