■中京11R・高松宮記念■レース史上2度目の父子制覇に挑むダノンスマッシュは京阪杯、シルクロードSと、4歳時の父ロードカナロアの蹄跡をなぞるようにグレード2連勝を飾り、おそらく同じように1番人気に支持されることになる。牝馬3冠+ジャパンCレコード勝ちのアーモンドアイ、マイルチャンピオンシップ勝ちのステルヴィオによって、すでに1600m、2000m、2400mの“3階級制覇”を果たしている種牡馬ロードカナロアだが、現役時の本領はいうまでもなく1200m。“父子2代”のお膳立ては整っているようにも見えるのだが、どうしても引っ掛かるのは父が全19戦の現役生活で唯一、連を外したのが4歳時の高松宮記念だったという事実だ。ちなみに「初年度産駒」の優勝はスプリンターズSでは過去2度記録されているのだが、高松宮記念では先例がない。ロードカナロア自身もキングカメハメハの第2世代だった。今回のダノンスマッシュに関しても、中京芝1200mのG1を制圧するには父ロードカナロアの種牡馬としての経験値がわずかに足りないという可能性もある。 本命アレスバローズは今や種牡馬ディープインパクトに残された最重要テーマともいえるスプリント部門攻略の切り札。左回り、直線の長い中京コースなら12年のカレンチャン、14年のコパノリチャードと、2頭の優勝馬を送り出した「母の父トニービン」のサポートで戦力倍増が期待できる。目一杯の勝負どころだ。 ◎アレスバローズ ○ミスターメロディ ▲レッツゴードンキ ☆ダノンスマッシュ △モズスーパーフレア △ダイメイプリンセス |
「スポニチ平成31年3月24日付け掲載」