■東京11R・クイーンC■

 7日に32歳で大往生を遂げたイクノディクタスは92年のJRA賞最優秀5歳以上(旧表記)牝馬。エリザベス女王杯が3歳限定、ヴィクトリアマイル創設のはるか前という牝馬不遇の時代に牡馬と対等に渡り合ってG3・4勝、安田記念と宝塚記念で2着に入ったまさに“鉄の女”だった。サッカーボーイを筆頭に6頭のグレード勝ち馬を生んだディクタス×ノーザンテーストのニックスは、残念ながら繁殖能力には反映されなかったが、祖母ナイスランディングから広がる一族のセリ名簿の看板として今なおその名は健在だ。
 東京11R・クイーンCは大井から参戦のアークヴィグラス。ローゼンカバリー、サマーサスピションといの半妹である祖母サマーベイブは当コースの赤松賞勝ち馬で、母の父は東京マイルG1御用達のフジキセキ。この母系なら芝コースをこなしても不思議ではない。

◎アークヴィグラス  ○クロノジェネシス  ▲ビーチサンバ  ☆カレンブーケドール  △マジックリアリズム

「スポニチ平成31年2月9日付け掲載」

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