■東京11R・ジャパンC■

 第1回ジャパンCのメアジードーツが樹立した2分25秒3の日本レコードは以降、第6回ジュピターアイランド、第7回ルグロリューによって塗り替えられ、ホーリックスとオグリキャップの伝説的な死闘が演じられた第9回に2分22秒2まで短縮された。世紀をまたいだ大レコードを更新したのが05年、第25回のアルカセット。今のところ外国招待馬で最後の優勝馬である。芝2400mの日本レコードはジャパンC創設以降、常に外国馬の持ち回りで推移してきたわけだ。
 アルカセットの大レコードを誘発したのは2000m通過1分57秒7という猛ペースで逃げたマル外馬タップダンスシチーだった。瞬発力勝負に特化して完成形に近づいた日本の競馬は、血統面でも“異分子”参入のハードルが上がっている。この先もジャパンC以外で日本レコードが更新されることはないだろう。
 14頭立てながら前がかりの展開になりそうな今年は久々にレコード更新のチャンス。“伝統“を踏まえると外国馬カプリに食指が動く。ガリレオ×ダンチヒ系という配合パターンは昨年5着のアイダホと同じ。日本競馬を熟知した名手が今年はサバイバルレースに持ち込むと見た。アーモンドアイとキセキの父系祖父キングカメハメハはコース改修後の東京2400mのレコードホルダーだった。産駒のドゥラメンテは父子2代のダービーレコードを樹立しており、極限の時計勝負になればサンデーサイレンス系以上に信頼性が高い。

◎カプリ  ○アーモンドアイ  ▲キセキ  ☆スワーヴリチャード  △ミッキースワロー  △サトノダイヤモンド

「スポニチ平成30年11月25日付け掲載」

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