■京都11R・マイルチャンピオンシップ■マイルチャンピオンシップは他の多くのG1がそうであるようにディープインパクト産駒が圧倒的に強いレースで、13年トーセンラー、14年ダノンシャーク、16年ミッキーアイルの3頭が優勝し、昨年3着のサングレーザーまで6年連続で複勝圏を確保してきた。03年から07年まで3頭(デュランダル、ハットトリック、ダイワメジャー)で5連覇というサンデーサイレンスから“VIP”の座を継承した形だ。今回も6頭出しの分厚い布陣。中でも皐月賞馬アルアインのコンバートは、前記ダイワメジャーと22年前の優勝馬ジェニュインで成果を上げたサンデーサイレンス系の奥の手ともいえる。群雄割拠のマイル路線を一太刀で束ねてしまう可能性は十分にあるだろう。 昨年の覇者ペルシアンナイトは輸入種牡馬のハービンジャー産駒だったように、対ディープインパクト産駒という観点からは同じサンデーサイレンス父系よりも血統的な異分子の方が怖い。3歳ジャンダルムはサンデーサイレンスのG1スプリンターの草分けである母ビリーヴが米国で産んだ逆輸入のマル外。北米史上最高のターフサイヤーとされる父のキトゥンズジョイは、現3歳から全欧年度代表馬ロアリングライオンを出しており、母との交配は最高のタイミングだったといえる。ロアリングライオンは最終的にディープインパクト産駒サクソンウォリアーの天敵となった。父由来の“キラー属性”込みで大駆けを期待してみよう。 ◎ジャンダルム ○アルアイン ▲ペルシアンナイト ☆ステルヴィオ △モズアスコット △ミッキーグローリー △アエロリット |
「スポニチ平成30年11月18日付け掲載」