■京都11R・菊花賞■週中のコラムにも書いたように種牡馬としての3冠馬は菊花賞に強い。初代3冠馬セントライトが送り出した唯一のクラシック勝ち馬は52年の菊花賞馬セントオーで、父として81年ミナガワマンナ、85年ミホシンザンと、2頭の優勝馬を出したシンザンは、その前に79年の覇者ハシハーミットの母の父になっていた。意外に手間取ったディープインパクトも一昨年のサトノダイヤモンドで父子制覇を果たすと、昨年は早くも母の父としてキセキを送り出してみせた。本命エポカドーロの父オルフェーヴルは最新の3冠馬であると同時に、グレード制導入以降で初めての母の父に菊花賞馬(90年メジロマックイーン)を持つ菊花賞馬であり3冠馬でもある。ちなみに同じく母の父に菊花賞馬(42年ハヤタケ)を持っていたのが前出のシンザン。牡馬3冠最終戦での信頼度は、すでに“2代制覇”を果たした皐月賞以上ともいえるだろう。最後の牡馬クラシックに4頭出しの大攻勢をかけてきた父ステイゴールドから菊花賞サイヤーの看板を継承する可能性大だ。 ステイゴールド系の世襲とともに“父子2代”が今回の血統的なテーマ。ディープインパクト産駒はもちろんだが、大穴候補に挙げておきたいのが10年前の覇者オウケンブルースリの産駒のオウケンムーン。母の半兄トキオエクセレントは97年に2着と同タイム4着に食い込んだ。凱旋門賞馬である母の父エリシオも秋の大仕事をアシストする。 ◎エポカドーロ ○エタリオウ ▲フィエールマン ☆オウケンムーン △ステイフォーリッシュ △ブラストワンピース |
「スポニチ平成30年10月21日付け掲載」