■京都11R・京都大賞典■

 ほぼ想定通りに規格外の強さを見せつけたサウジアラビアRCのグランアレグリア。これでディープインパクト産駒のグレード勝ちは10年ラジオNIKKEI杯2歳Sを制した初年度産駒ダノンバラードから9世代連続となり、国内外合わせて100頭の大台に到達した。突出した大物は牝馬から現れるという傾向に変わりないようだが、それは遺伝因子の変質とは無縁という若さの裏返しとも解釈できる。またしても実現しなかった短距離部門制圧を含め、種牡馬としての集大成を見せるのはまだまだ先ということなのだろう。
 京都11R・京都大賞典はサトノダイヤモンド。時限装置的な不振に陥ったディープインパクト3冠独占世代だが、このままフェードアウトでは情けない。授精能力に難のあった名馬ルアーの貴重な後継である母の父には、逆境を跳ね返す遺伝的な生命力が宿っている。

◎サトノダイヤモンド  ○アルバート  ▲ブレスジャーニー  ☆シュヴァルグラン  △ウインテンダネス  △モンドインテロ

「スポニチ平成30年10月8日付け掲載」

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