■東京11R・優駿牝馬■オークスは過去10年11頭の優勝馬のうち6頭までが日本ダービー馬の産駒で占められている。週中のコラムでも「オークス馬はダービー馬から」という格言が成り立つのではないか、と書いたが、では残る5頭の優勝馬の父はどうだろう。10年に同着優勝のサンテミリオンの父ゼンノロブロイと14年優勝のヌーヴォレコルトの父ハーツクライは、どちらも古馬2400mG1に勝った日本ダービー2着馬。13年の優勝馬メイショウマンボの父スズカマンボは春の天皇賞馬で日本ダービーでも5着に入っていた。昨年のソウルスターリングの父フランケルは外国調教馬なので例外とすると、11年の優勝馬エリンコートの父デュランダル以外は、日本ダービーに出走して掲示板を確保していた馬ということになる。 2冠を狙うアーモンドアイの父ロードカナロアは2400mどころか1600m超の距離を一度も走っていない。もちろん、経験則を超越したネオ・スーパーサイヤーの可能性は十分にあるのだが、ことオークスに関しては、血統的に不利な立場であることも事実だ。 ウスベニノキミの父エイシンフラッシュは8年前の日本ダービー馬。新旧3冠馬に挟まれて影が薄いが、この父もまた、牝馬の2冠目に特異な適性を示す可能性がある。ディープインパクトの同族である母ソリッドプラチナムは3歳6月に古馬相手のマーメイドSを制した。この時期に急成長がある血統。3強の一角を崩すとすればこの馬だろう。 ◎ウスベニノキミ ○ラッキーライラック ▲サトノワルキューレ ☆アーモンドアイ △マウレア △リリーノーブル |
「スポニチ平成30年5月20日付け掲載」