■中京11R・高松宮記念■最新の世界ランキング芝S(短距離)コラムのトップには、オーストラリア調教の8歳馬ハッピークラッパーと7歳馬レッドカークウォリアーが121ポンドのレーティングで並んでいる。これに続くのが香港の6歳馬ディービーピンの119ポンドで、すぐ下の118ポンドが豪移籍後に快進撃を続ける“元日本調教”の5歳馬ブレイブスマッシュ、UAEの7歳馬アーティジャール、南アフリカの5歳馬サージェントハーディ。ブレイブスマッシュ以外はすべてセン馬である。高齢馬が幅を利かせるランキングからは南半球暦の半年のタイムラグを勘案しても、去勢によるアンチエージング効果が明確に見て取れるだろう。5着に追い上げた昨年のスプリンターズS以来、2度目の来日となる香港のブリザードは7歳セン馬。今シーズン初戦の香港G1センテナリースプリントCは前出ディービーピンの0秒3差5着で、去勢馬らしく加齢による戦力ダウンとは無縁だ。父系祖父のソヴィエトスターは第1回ジャパンCで1番人気に反して3着に敗れたザベリワンの半弟で、自身も輸入種牡馬として5年間、日本で供用された。その後、輸出先のアイルランドで送り出した産駒のエヴァズリクエストが09年マイルチャンピオンシップに挑んでいる(10着)ように、日本競馬攻略は姉ザベリワンから託されたミッションのようでもある。代替わりしても変わることのなかったDNAの執念に懸けてみよう。 ◎ブリザード ○レッドファルクス ▲ダンスディレクター ☆ネロ △レーヌミノル △シャイニングレイ |
「スポニチ平成30年3月25日付け掲載」