■東京11R・フェブラリーS■

 過去5年で産駒が3勝(14、15年コパノリッキー、17年ゴールドドリーム)2着1回(13年エスポワールシチー)という種牡馬ゴールドアリュールは、現役時に東京ダート1600mの競馬を経験していない。これはダートグレード戦線での正味1年の稼働期間と東京競馬場の改修工事による休催期間がバッティングしたためで、自身のフェブラリーS制覇も代替開催の中山1800mでのものだった。種牡馬としての圧倒的なコース実績は、あたかも競走馬時代の心残りを晴らしているかのようにも映る。今回も連覇を狙うゴールドドリーム、11年前の覇者サンライズバッカスの甥にあたる新星サンライズノヴァという当コースのグレードウイナーを含む4頭出し。8年前の覇者エスポワールシチーから通算5度目の父子2代制覇が達成される確率はかなり高いだろう。
 父子2代には父子2代、ということで、ゴールドアリュール包囲網を突破するならば同じく歴代優勝馬の産駒。週中のコラムでも書いたように、ロンドンタウンはミスタープロスペクターと牝祖を共有する“種牡馬族”の出身で、早世した父カネヒキリ後継としても期待が大きい。祖母の父ストームキャットは、過去5年で唯一、ゴールドアリュール産駒が馬券圏外だった一昨年の優勝馬モーニンの3代父にして3着馬アスカノロマンの母の父タバスコキャットの父。例年、“ねこの日”(2月22日)前後に行われるフェブラリーSのフィクサー的血脈だ。

◎ロンドンタウン  ○ゴールドドリーム  ▲サンライズノヴァ  ☆アウォーディー  △テイエムジンソク  △ニシケンモノノフ

「スポニチ平成30年2月18日付け掲載」

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