■阪神11R・朝日杯フューチュリティS■ディープインパクト第8世代が早くも2歳戦でのキャリアハイを更新したことは週中のコラムでも書いたが、加えてこの世代には欧州でG1を含む3戦全勝の大物サクソンウォリアーもいる。種牡馬デビュー以来、最も深刻な3歳上世代の不振と画期的な成功を収めた現2歳とのギャップは、あらゆる意味で種牡馬ディープインパクトの遺伝因子の変異の可能性を示唆するものだろう。従来以上に2歳戦に特化するのか、あるいはクラシック戦線における支配力をより強固にするのか。今のところ後者の線が濃厚と見ている。ダノンプレミアムはこのほどオーストラリアへの移籍が決まったサトノラーゼンと母の父インティカブも共通する同配合。東京1マイルの2歳レコードを叩き出したスピード能力は一級品だが、恐らく距離延長にも適応できる。規格外の大物であっても不思議のないディープインパクト黄金世代のエース格だ。 ディープインパクト産駒の進化形に対抗できるとすれば、近年最高の成果を上げつつあるルーキーサイヤーの産駒。ステルヴィオは種牡馬ディープインパクト最大のライバルであるキングカメハメハの進化形といえるロードカナロアの産駒。ほぼ一騎打ちの公算大だろう。4代母が3冠馬シンボリルドルフの全姉という母系から四半世紀ぶりに現れたG1級の逸材。配当的にも心情的にも今回はこちらに肩入れしてみたい。ケープクロス父系の長打力が怖いダブルシャープが穴。 ◎ステルヴィオ ○ダノンプレミアム ▲ダブルシャープ ☆タワーオブロンドン △ダノンスマッシュ △ケイティクレバー |
「スポニチ平成29年12月17日付け掲載」