■東京11R・ジャパンC■先週のマイルチャンピオンシップでは3歳馬絶対不利の定説が今世紀初めて覆された。ならば今週も、ということで流れは牡牝の東京2400mクラシックホースに向いてきた感じだが、さらにもうひとひねりして2005年のアルカセットを最後に“11連敗中”という外国招待馬の逆襲はないだろうか。12年前のアルカセットはG1サンクルー大賞典勝ちの実績があるそれなりの大物だったが、次走で同年の3冠馬の連勝ストッパーとなるハーツクライに競り勝ったばかりか、ホーリックスの聖域的なレコードを塗り替える2分22秒1で走破してしまうとは到底予想できなかった。国際招待競走ならではの一期一会というべきか、エルコンドルパサー、キングカメハメハの父でもあった父キングマンボ由来の東京2400m適性がピンポイントで花開いたということだったのだろう。 血統面からはドイツのギニョールに“隠れ東京巧者”の可能性を感じる。今のところジャパンCで最後に馬券の対象となった2006年の3着馬ウィジャボードと同じケープクロス産駒であり、母の父モンズーンは史上2番目に速いタイムを叩き出した最新のオークス馬ソウルスターリングのブルードメアサイヤー。4代母の父ターゴワイスは第2回の2着馬オールアロングの父で、後に産駒のレッツゴーターキンが秋の天皇賞で波乱を呼んだ。新旧織り交ぜた血統的なコース実績は状況証拠として十分。2週連続の逆張りといく。 ◎ギニョール ○キタサンブラック ▲レイデオロ ☆マカヒキ △ソウルスターリング △ラストインパクト |
「スポニチ平成29年11月26日付け掲載」