■東京11R・アルテミスS■

 歴史的ともいえる極悪馬場での激戦となった菊花賞は、最終的に1番人気に支持されたキセキが力強く抜け出した。父のルーラーシップは産駒のグレード初勝利を3冠最終戦で成し遂げたわけだが、これは「母の父ディープインパクト」にとっても初の重賞勝ち。ルーラーシップの父キングカメハメハともども、サイヤーランキングの現役2トップが祖父の代に退いた形となる。最先端のG1配合が前時代的な消耗戦で威力を発揮したことには、大きな意義を認めておきたい。どうやら国産血統の“進化”の道筋が見えてきた感じだ。
 東京11R・アルテミスSは道営から参戦のミスマンマミーア。タニノギムレット産駒といえば府中の女帝ウオッカを思い出すが、他にもスマイルジャック、アブソリュート、ブラックスピネルと、東京新聞杯勝ち馬が3頭。東京芝1600mで目の色が変わる血統だ。

◎ミスマンマミーア  ○ダノングレース  ▲ラッキーライラック  ☆トーセンブレス  △トロワゼトワル  △シンデレラメイク

「スポニチ平成29年10月28日付け掲載」

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