■東京11R・毎日王冠■

 当コラムで予告?したユリシーズとクロスオブスターズの“いとこタッグ”が馬群を割ってきた直線では一瞬夢を見た凱旋門賞。オブライエン軍団の波状攻撃に早仕掛けを余儀なくされれば大本命馬もさすがに最後の最後は脚が鈍るはず、という希望的観測だったのだが、女帝エネイブルの心身両面のポテンシャルは想像のはるかに上を行くものだった。ちなみにこちらは祖母の仏G3ロワイヨモン賞勝ち馬アポジェを凱旋門賞2年連続2着のフリントシャーと共有するいとこの間柄。鮮やかな血統的リベンジでもあったわけだ。
 東京11R・毎日王冠のソウルスターリングは14戦14勝の歴史的名馬フランケルが種牡馬として送り出した今のところ唯一のG1勝ち馬。この父の怪物性を一子相伝的に継承しているとすれば、可能性はエネイブル級。異世代のG1ウイナー相手でも優位に立てる。

◎ソウルスターリング  ○マカヒキ  ▲ダイワキャグニー  ☆アストラエンブレム  △リアルスティール  △ウインブライト

「スポニチ平成29年10月8日付け掲載」

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