■中山11R・セプテンバーS■

 馬場状態の予想からして大外れだった東西のトライアル2鞍。特に全くの盲点だったのがローズSのラビットランで、上がり33秒5での大外一気には度肝を抜かれた。同馬は小倉2歳Sを制したアサキサゲンキの半姉だが、父馬が“ベルモントS血統”としても名高いダートの名種牡馬タピットで、芝であれほど切れる脚を使えるとは正直、想定外だった。ちなみに同馬には2歳違いの半姉ライーニャダバテリアなど、兄姉にも3頭の北米グレード勝ち馬がいる。母アミーリアの遺伝因子の精度の高さは驚異的というほかはない。
 中山11R・セプテンバーSはオデュッセウスの巻き返しに注目。こちらは中山開幕週の紫苑Sを快勝したディアドラの1歳違いの半兄。父のファルブラヴは中山コースで代替開催された02年のジャパンC優勝馬で、初コースも血統的には不安より期待の方が大きい。

◎オデュッセウス  ○タマモブリリアン  ▲スマートカルロス  ☆アドマイヤナイト  △モルジアナ  △ニシオボヌール

「スポニチ平成29年9月23日付け掲載」

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