■小倉11R・小倉記念賞■

 7月29日に英アスコット競馬場12Fで行われたキングジョージ六世&クイーンエリザベスSは、3歳牝馬イネイブルがG1エクリプスS勝ち馬ユリシーズに4馬身半差の楽勝で圧倒的1番人気に応えた。英、愛のオークスに続くG1・3連勝となった同馬は、11年の“キングジョージ”の覇者ナサニエルの初年度産駒で、父娘制覇ということになるわけだ。配合面で目を引くのはサドラーズウェルズ2×3という極限の近交。ノーザンダンサー3×4のいとこフリントシャーが惜しくも届かなかった凱旋門賞奪取への奥の手だろう。
 小倉11R・小倉記念はナカヤマフェスタ初年度産駒の出世頭ヴォージュを狙う。祖母の父フジキセキとの融合で生じるサンデーサイレンス3×4の近交が凱旋門賞制覇にあと一歩まで迫った父の底力を引き出すツール。ステイゴールド系には夏血統という一面もある。

◎ヴォージュ  ○スピリッツミノル  ▲タツゴウゲキ  ☆フェルメッツァ  △ベルーフ  △ストロングタイタン

「スポニチ平成29年8月6日付け掲載」

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