■福島11R・テレビユー福島賞■

 G1・3連勝どころかダービー以来2年ぶりの着外に終わった宝塚記念のキタサンブラック。当欄で血統面から懸念は無用と繰り返し強調したのもひょっとしたら、という不安の裏返しだったのだが、鞍上も首を傾げた敗因は、突き詰めていけばやはり心身両面のピークアウトということなのだろう。対照的に国内G1初勝利を果たしたサトノクラウンは、春の天皇賞をスキップしての全力投球。父系の祖ラストタイクーンの現役時からセールスポイントともいえる環境適応能力と大物食い属性を余すところなく発揮した形だった。
 福島11R・テレビユー福島賞のアレスバローズはディープインパクト産駒では異色のスプリンター。全兄サンライズタイセイは芝の中距離馬だが、全兄弟でも個性が異なることは父の全兄ブラックタイド、全弟オンファイアに見る通り。得意の福島でスピード全開だ。

◎アレスバローズ  ○ワンスインナムーン  ▲ラズールリッキー  ☆ナイトフォックス  △ニシノラッシュ

「スポニチ平成29年7月1日付け掲載」

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