■東京11R・ジャパンC■最新の世界ランキングのトップはBCクラシックの覇者アロゲートの134ポンドだが、芝の基準距離2400mのLコラムに限るとグッと下がってドバイシーマクラシックの覇者ポストポンドの124ポンド。その下の123ポンドに牝馬の減量4ポンド加算で実質トップとなる凱旋門賞馬ファウンドと、BCターフの覇者ハイランドリールが並ぶ。このジャンルが世界的に低調だったことは明白で、“地盤沈下”の要因は例年、最強クラスの供給源だった日本調教馬の伸び悩みにもある。今回のプレレーティングトップはリアルスティールの120ポンドだが、これは天皇賞2着のIコラムの数値。Lコラムはキタサンブラック、ゴールドアクター、ディーマジェスティの119ポンドで横並びとなる。国別対抗の団体戦なら圧勝の層の厚さといえるのだが、これならピンポイントで狙いを定めてきた外国馬にも一点突破の可能性は十分にある。 本命は2年連続の来日となったフランスのイラプト。父ドバウィは現在、芝2400m部門の世界最上位にランクされている前記ポストポンドの父。この父は祖母の父ダンシングブレーヴ、5代母の父シーホークという日本のG1サイヤーの血脈が装備された“対日仕様”でもある。母の父カーリアンも在外種牡馬では屈指の日本びいきで、母の父としても5年前の優勝馬ブエナビスタを出した。昨年の善戦には血統の裏づけがある。今年はチャンスだ。 ◎イラプト ○キタサンブラック ▲ゴールドアクター ☆サウンズオブアース △リアルスティール △ディーマジェスティ |
「スポニチ平成28年11月27日付け掲載」