■京都11R・マイルチャンピオンシップ■芝マイル部門の世界ランキング首位のエイシンヒカリも昨年の覇者モーリスも今年の安田記念ロゴタイプも不在で争われる秋のマイル王決定戦。本来のボリュームゾーンであるはずの4歳馬のエントリーがヤングマンパワーのみということからもマイル部門の新陳代謝が滞っているのは明白だが、前出3頭のうちエイシンヒカリとモーリスは5歳、ロゴタイプは6歳馬である。見方を変えれば単に国産マイラーの晩成傾向が強まっただけといえるのかもしれない。8頭出しとなったディープインパクト産駒も内訳は5歳4頭、7歳と8歳が各2頭で、平均年齢6.25歳。8歳馬をG1に2頭送り込むというのも考えてみれば凄いことで、その背景には飽和状態に近い後継種牡馬ラッシュがあるにせよ、結果的に産駒の経年劣化が小さいという種牡馬ディープインパクトの隠れた属性も明らかになっている。 本命フィエロは前2年連続2着の7歳馬。牝馬3冠のジェンティルドンナを筆頭に17頭(仏1000ギニーのビューティパーラーを含めれば18頭)のグレード勝ち馬が出るディープインパクト産駒のビンテージ世代で、英愛2000ギニーなどG1・7連勝の歴史的名マイラー・ロックオブジブラルタルの全妹を母に持つマイル特化型のエリート血統でもある。ここは父の“キープ力”を信じて3度目の正直にかけてみたい。マイル転向でG1タイトルを狙うディサイファとの同世代ワンツーが大本線。 ◎フィエロ ○ディサイファ ▲ミッキーアイル ☆ダノンシャーク △サトノアラジン △イスラボニータ |
「スポニチ平成28年11月20日付け掲載」