■京都11R・秋華賞■種牡馬ディープインパクトにとって過去5世代で3勝という秋華賞は、初年度産駒から4連覇を達成した桜花賞、今年で3勝となったオークスと並ぶ縄張り的G1。衆目一致の大本命候補だったシンハライトが回避してもなお最多の4頭出しで、種牡馬単位での“一強”は揺るがない。本命レッドアヴァンセは母のエリモピクシーが96年の第1回秋華賞2着馬エリモシックの全妹。その父ダンシングブレーヴは翌97年にも2着馬キョウエイマーチを出し、01年の優勝馬テイエムオーシャンの父となった。さらに母の父として04年の優勝馬スイープトウショウを出すと、06年には後継種牡馬のキングヘイロー産駒カワカミプリンセスが優勝、13年の2着馬スマートレイアーの血統表には母の父ホワイトマズルの父として名を連ねるといった具合に、草創期から今日まで変わらぬ存在感を示してきた最強の秋華賞血脈である。ディープインパクト産駒の4択と割り切れば、その“血中濃度”は強力なアドバンテージ。リディル、クラレント、レッドアリオン、サトノルパンの兄4頭の重賞勝ちがそうだったように、京都コースで本領発揮の一族でもある。 ダンシングブレーヴつながりで怖いのが「母の父ダンシングブレーヴ」の種牡馬メイショウサムソン。3頭出しはさすがで、秋華賞ならではの穴サイヤーといえる。桜花賞馬ジュエラーも父のヴィクトワールピサが不敗を通した2000mなら反撃可能。 ◎レッドアヴァンセ ○ビッシュ ▲ヴィブロス ☆ジュエラー △デンコウアンジュ △フロンテアクイーン △キンショーユキヒメ |
「スポニチ平成28年10月16日付け掲載」