■中山11R・スプリンターズS■過去10年の優勝馬のうち06年のテイクオーバーターゲット、10年のウルトラファンタジーの外国馬を2頭除く延べ8頭が日本産だが、これを種牡馬単位に置き換えると“2勝”のアドマイヤコジーン(07年アストンマーチャン、14年スノードラゴン)、クロフネ(08年スリープレスナイト、11年カレンチャン)、キングカメハメハ(12、13年ロードカナロア)に加え、キングヘイロー(09年ローレルゲレイロ)、フジキセキ(15年ストレイトガール)の5頭に絞られる。他のジャンル同様、短距離部門にも日本独自のスプリント血統が根付いてきた証だが、それを踏まえると、いまだに父子2代制覇が実現していないという事実は相応に重く見ておく必要があるように思う。断然人気のサクラバクシンオー産駒ビッグアーサーも四半世紀を超えた“G1スプリンターズS”の歴史を覆すには至らないのではないか、という読みだ。 種牡馬ディープインパクトは今回4頭出し。かつてのサンデーサイレンスがそうだったように、産駒の“棲み分け”の場をスプリント部門に拡大する段階を迎えたということだろう。4択の本命は「母の父サクラバクシンオー」のブランボヌール。“父子2代”はNGでも1代置いた黒幕的ポジションで最強スプリンターの影響力を示す。ビッグアーサーとの変則ワンツーが本線だが、大穴でサクラバクシンオーを負かした92年の優勝馬、ニシノフラワーの甥にあたるネロまで。 ◎ブランボヌール ○ビッグアーサー ▲ミッキーアイル ☆ネロ △サトノルパン △ウリウリ |
「スポニチ平成28年10月2日付け掲載」