■小倉11R・TVQ杯■

 デビュー24戦目にしての重賞奪取に成功したエルムSのリッカルド。良くも悪くも相手なりのキャラは重賞でも不変だったというべきか、レースのレベルが上がって初めて能力全開に至ったというべきか、いずれにしても重賞初挑戦とは思えない正攻法の堂々たるパフォーマンスだった。すでに種牡馬を引退した父フサイチリシャールにとっては初の平地重賞勝ち馬。血統的には父系祖父クロフネ、母の半弟スマートファルコンというそれぞれに規格外のダート王が間接的に手を結んだ形となる。さらに上を目指せるだろう。
 小倉11R・TVQ杯はオウケンゴールド。92年の桜花賞3着馬である祖母ラックムゲンは、全2勝を小倉で挙げて小倉3歳Sでも2着に入った。この祖母から隔世遺伝的に属性を継承した小倉巧者で、2年前に5着入線の実績もある。そろそろ大駆けに警戒が必要だ。

◎オウケンゴールド  ○タガノヴェリテ  ▲サンタエヴィータ  ☆ディアブルーダー  △スズカウラノス  △シーリーヴェール

「スポニチ平成28年8月20日付け掲載」

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