■阪神11R・宝塚記念■ディープインパクト産駒が6頭、キングカメハメハ産駒とハーツクライ産駒が各4頭。フルゲートにあと一歩まで迫る17頭立ての大混戦も種牡馬単位で括れば“6頭立て”の少頭数となる。上半期の勢いでは牡牝のクラシックを席巻したディープインパクトが圧倒的で、皐月賞に続いてG1完全制覇への“マジック”を減らす、という読みも可能なのだが、中間の降雨は相対的に減点材料。思い切って全馬まとめてノーマークとした。レーティング最上位のドゥラメンテは道悪のさばきには定評のあるキングカメハメハ産駒。血統的にも戦況はかなり優位に傾いた。骨折を克服した復元力は、同じく3歳時の骨折から4歳夏にカムバックして重賞3連勝を飾り、ジャパンCで2着入線した祖母エアグルーヴも備えていた牝系特有の資質。その源泉は3代母ダイナカールの父であるタフネスの権化、ノーザンテーストの血だろう。 今回は馬場が渋った結果として、恐らく例年以上にスタミナが問われる流れになる。ハーツクライ産駒ににとってはまさに“恵みの雨”といえる。フェイムゲームは過去10年で5勝という宝塚記念の最重要サイヤー、ステイゴールドの同族で、雨馬場だった10年前に9番人気で3着に食い込んだバランスオブゲームの半弟。G1奪取には千載一遇のチャンスとなるこの馬を軸に強振してみたい。全弟ディープインパクトの天敵キャラが板についたブラックタイドの子、キタサンブラックも当然争覇圏内。 ◎フェイムゲーム ○ドゥラメンテ ▲キタサンブラック ☆ラブリーデイ △ワンアンドオンリー △シュヴァルグラン |
「スポニチ平成28年6月26日付け掲載」