■東京11R・NHKマイルC■NHKマイルCは種牡馬サンデーサイレンスが取り逃がした唯一の芝平地G1で、そのお返しとばかりに父の父、あるいは母の父として圧倒的な権勢を振るっているのは周知の通り。孫世代のアグネスタキオン産駒ロジックが制した06年以降の優勝馬10頭のうち、7頭までは後継種牡馬の産駒であり、サクラバクシンオー産駒のグランプリボス(11年)は「母の父サンデーサイレンス」だった。逆にいえば、2代血統表にサンデーサイレンスの名がなかった優勝馬は過去10年で2頭しかいない。07年のピンクカメオと昨年のクラリティスカイ。前者はフレンチデピュティ産駒で、後者はそのフレンチデピュティ後継にして01年の優勝馬でもあるクロフネの産駒である。フレンチデピュティは母の父としても13年の優勝馬マイネルホウオウを出している。サンデーサイレンス血脈の分厚い包囲網をかいくぐって父、父の父、そして母の父として結果を出してきたのだから大したもので、このレースにおいてはむしろサンデーサイレンス以上の“VIP血脈”ともいえるだろう。 本命レインボーラインは「母の父フレンチデピュティ」のステイゴールド産駒。ここは血統的な“NHKマイルC適性”にかけてみる手だ。前記ピンクカメオは17番人気でマイネルホウオウは10番人気。ちなみに01年にクロフネの2着に粘った13番人気グラスエイコウオーもフレンチデピュティ産駒だった。この母の父は強力な穴メーカーでもある。 ◎レインボーライン ○メジャーエンブレム ▲ロードクエスト ☆ダンツプリウス △シャドウアプローチ △シュウジ |
「スポニチ平成28年5月8日付け掲載」