■中京11R・高松宮記念■

 ディープインパクト産駒が初めて短距離G1に出走したのは2年前のこのレース。以後、秋のスプリンターズSを含めた4回の試行における産駒の累計成績は〔0026〕で、6回の着外の中には3着と同タイムだった昨年のスプリンターズSの4着と5着がある。小手調べの段階としては上々。そう遠くない将来、種牡馬ディープインパクトはその父サンデーサイレンス同様、スプリント部門においても圧倒的な権勢を振るうことになるだろう。そしてその起点となるのは恐らく、7週連続重賞制覇という“確変モード”で迎える今回の高松宮記念だ。
 三択の本命はスプリントG1初挑戦のサトノルパン。同期のミッキーアイル、1歳年長のウリウリ同様にマイル路線からの転向組で芝1200mのキャリアはまだ3戦だが、G1では経験値よりも“鮮度”重視というのがディープインパクト産駒のセオリー。父アグネスタキオンのリディル、レッドアリオン、父ダンスインザダークのクラレントと、3頭の半兄はいずれも複数の重賞を勝った活躍馬で、父馬の比較では最上級の本馬の重賞2勝目がG1であっても不思議ではないだろう。母の父ダンシングブレーヴは、00年の優勝馬にして09年の優勝馬ローレルゲレイロの父でもあるキングヘイローの父。この母の父もコース攻略を強力にアシストする。“ワンツースリー”が本線だが、古豪スノードラゴンの復元力、桜花賞馬レッツゴードンキの父馬実績にも要注意。

◎サトノルパン  ○ミッキーアイル  ▲ウリウリ  ☆スノードラゴン  △レッツゴードンキ

「スポニチ平成28年3月27日付け掲載」

[back]