■中山11R・オーシャンS■

 故障明けの57キロ、海外遠征をにらんだスケジュールと、それなりのハンデはあったドゥラメンテの異世代初顔合わせだったが、結果的には貫禄の勝利。胸を張ってドバイシーマクラシック参戦の運びとなった。中山記念組ではリアルスティール、ラストインパクトもドバイへ向かう。春シーズンにおける古馬最強クラスの国外流出を競馬番組の欠陥ととらえる向きもあるだろうが、興行面での損失が馬券発売で埋め合わせできるとなれば、ドバイミーティングは何とも豪華な日本競馬の“受け皿”と割り切っていいようにも思う。
 中山11R・オーシャンSはコース巧者ネロの巻き返し。92年の桜花賞馬にしてスプリンターズSも制したニシノフラワーの半妹である母は、自身、ファンタジーS3着の素質馬。その父サンデーサイレンスと父の好相性も重賞2勝の同期ホウライアキコで実証済みだ。

◎ネロ  ○ハクサンムーン  ▲エイシンブルズアイ  ☆ゴールドペガサス  △アルビアーノ

「スポニチ平成28年3月5日付け掲載」

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