■東京11R・フェブラリーS■

 3連覇に挑むコパノリッキーは2年前が16頭立て16番人気で昨年は一転1番人気での勝利。今年はどうやら1番人気を譲ることになりそうだが、血統面からは偉業達成の目も十分にある。
 父のゴールドアリュールは10年のエスポワールシチーでレース史上初の“2代制覇”を達成し、14年の本馬の勝利によってG1フェブラリーSにおける種牡馬単位の“2勝”はNGという不文律?もあっさりと覆した。このレースでは1頭飛び抜けた最重要サイヤーといえる存在だ。ちなみに前記エスポワールシチーは“中2年”で3年前にも連対を果たしたほか、3連覇ではないものの交流G1の南部杯に3回優勝しており、母の父ティンバーカントリーの代表産駒アドマイヤドンは現実にJBCクラシック3連覇を成し遂げた。父、母の父、どちらも“リピート力”に関しても一流のダート血脈なのである。
 V3を阻むとすれば新興勢力の4歳馬だろう。ホワイトフーガはダート1600m1分33秒3という破格のJRAレコードホルダー、クロフネが種牡馬として送り出した初めてのG1級ウイナー。10年前の優勝馬カネヒキリの父である母の父フジキセキは、母の父としても東京大賞典のサウンドトゥルーでダートG1を制した。カネヒキリは母の父がクロフネの父系祖父であるデピュティミニスターだったので、本馬の配合は血統表の上下を反転させたリメイク版ともいえる。初体験の東京1600mで覚醒する可能性に懸けてみたい。

◎ホワイトフーガ  ○コパノリッキー  ▲ノンコノユメ  ☆モーニン  △ベストウォーリア  △パッションダンス

「スポニチ平成28年2月21日付け掲載」

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